社會貢獻活動
山科植物資料館の活動

「山科植物資料館」は、1934年に山科試験農場として開場以來、當社の発展に大きく寄與した回蟲駆除剤「サントニン」の原料植物ミブヨモギをはじめとして、世界中から集められた薬用?有用植物など約3,000種の植物を保存?栽培しています。
當資料館で保存、栽培している植物のなかには、160種を超える日本薬局方収載生薬の基原植物をはじめ、キソウテンガイなど世界的にも絶滅が危懼されている植物や、環境省指定の絶滅危懼種も多數含まれ、生物多様性保全の観點からも栽培研究を重視しています。地元京都の希少植物の保護活動にも參畫し、フタバアオイやキクタニギクなどの保護?増殖活動にも積極的に取り組んでいます。
2017年度には、植物の學名普及の功績により、公益社団法人日本植物園協會よりアボック?カルタ賞を受賞しました。
2019年度は自然災害が続く1年でしたが、春秋4回の休日見學會をはじめ、一般の方向け見學會、薬剤師研修會、薬用植物専門家向けセミナー、地元小學生を対象にした見學會や、夏休み藍染め體験會なども実施し、昨年は約1,700名の方々が來館されました。
